フルハウスって?


 「フルハウス」といっても、ポーカーとは全然関係ありません。 って、お決まりはこの辺にしておいて、、、

 「フルハウス」とは、とっても楽しく、とってもおかしく、とっても感動するドラマです。 正確には、ドラマではなく、シチュエーションコメディ(Situation Comedy)、略してシットコム(Sitcom)といって、 ほら、なぜか観客の歓声とか笑い声とか、テレビから聞こえてくるの、見たことありませんか? それです! 基本的には、特に主人公というのはなく、一話完結で、その中にいくつかのおかしい話が盛り込まれ、 ドジをやったり、うまくいったり、泣いたり、笑ったり、ときには悲劇も訪れますが、 たいていは、あふれんばかりの家族愛・友情愛で解決し、めでたしめでたしになることが多いです。 それを陰で盛り上げているのが、観客の声ですね。 それがうざったいという人も、中にはいるらしいですが、私はこれがなくてはフルハウスと呼べないと思っています。

 「フルハウス」が、なぜ「フルハウス」かというと、その名の通り、Full House だからでしょう。 小さいお家の中に、3世帯が同居し9人+1匹が住んでいます。 お風呂が一つしかなくって、よくもつよなぁと感心してしまいます。 (ちなみに、今放送されている第5シーズンではまだ7人です。まもなくジェシーとレベッカに双子が生まれて9人になりますね。)

 「フルハウス」はアメリカのABC放送で、1987年9月に始まり、 半年を1シーズンとして、なんと8年間にわたって8シーズンも放送された超ロングラン番組です。  (出演しているキャスト、特に子供たちの成長を見れるのもとてもおもしろいですよね。   日本でこのようにキャストの成長が見れるのは,『北の国から』ぐらいでしょうか?) 日本では、NHK教育テレビで、1993年から放送されていて、 先日1997年2月12日の最終話をもって、これでお別れか? と思わせましたが、 その後まもなく1997年4月4日から、再放送されています。(ありがとう、NHKさん。)

 そして、1998年年末には、深夜の時間帯に「アンコール・フルハウス」と称して、第1シーズン全22話が放送されました。 暮れの夜中に何気なくチャンネルを回していたら、何やら面白そうな番組が・・・! これは何? フルハウス!? そんな出会いをした方も多いようですね。 そういう意味でも、再々放送までしてくださったNHKさまには感謝ですし、フルハウスがさらにメジャーな番組としてみとめられたような気がして嬉しかったです。

 まぁ、ここにこうしてきてくださった方は、もう既にフルハウスの楽しさをご存知の方だと思いますが、 もし、万が一、見たことがないというなら、だまされたと思って見てみてください。 きっとはまれるはずです。 あ、そうそう、大切な放送時間をまだ話していませんでしたね。 NHK教育で、毎週金曜日、午後6:25〜6:50です。 会社や学校に行ってる人には少し見ずらい時間帯なのですが、ビデオ予約しておきましょう。

 それから、春夏の甲子園の時期には、時間帯が災いしてか、高校野球延長によって放送時間が変更になったり、中止になったりします。 対策としては、ちょっと長めに録画予約するとか、何がなんでもその時間にはテレビの前にいるとか、高校球児に早く試合終えてねと祈るとか、まぁいろいろありますがとにかく注意しましょうね。

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おまけ  〜私とフルハウスの出会い〜

 実は、私がフルハウスを見たきっかけは、ふとしたことなんですよね。 ある時とある英語検定(そのまんまやん)に落っこちてしまった私は、何か、楽しく英語を勉強する方法はないものかと模索していました。 フラフラと街をほっつき歩いていると、何やら、ドラマのセリフ(もちろん英語ね)を聞きとって書き取るディクテーションを何人かでわいわいやっている人たちを見つけました。 なるほど、それはおもしろそうだ! それで、いったいどんな番組をディクテーションしているのだろう? と思い、その皆さんが見ている番組を片っ端から見ていたら、、、「これだっ!」となったわけです。 そんなわけで、今の私はフルハウスのセリフをディクテーションするのが日課となっています。 ただし、私は英語ができるわけではありません。(^^;

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